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没入感と納得感
もともと facebook のコメントで書いた話を、もうちょっとちゃんとしたテキストにして載せておく記事。

没入感(Immersion)とか世界観とか"Believability(ビリーバビリティ)"(日本語に訳すと<納得力>が近いと思ってる)って、海外ゲームのキーワードであると同時に一本の軸の上に乗ってると思ってる。

没入するためにUIがどうとかとか書く人いるけど、全然違う。
タブレットのCity villeタイプのゲームでも没入感は要求される…というと驚くかもしれないが、実際、ゲームロフトでゲームを作っている時にVille型ゲームであろうと、没入感は要求されていたし、それをスタッフは当たり前のものと捉えていた。

それが、当時、僕にはよくわからなくて、ゲームロフトのゲームデザイナー達と「タブレットのVilleで没入感とはなんなのか? そもそも没入感とはなんなのか?」と、議論した結果、没入感と呼ばれるものを僕なりに理解したのが今回の話だ。


続きを読む▽
|| 19:12 | comments (0) | trackback (0) | ||

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F2Pの最初の3分間 PART 4
またまた思い切り時間が空いてしまったが、F2Pの主に最初の3分間の話。
って、調べたら8ヶ月も空いたシリーズだよw

F2Pの最初の3分間
PART 【1】
PART 【2】
PART 【3】

前回、日本のゲームのチュートリアルが詰め込みすぎで、破綻してるのではないか? という話で終わったけど、ここでビミョーな話を始めると、だからといってチュートリアルを延ばすとたいていはチュートリアル突破率がダダ下りする。
それはこのシリーズの最初に書いたとおりで、ゲームをやりたくて入ってきたユーザーに「アレやれ、コレやれ」って延々とやると、バリバリと脱落していくって大原則は(まれな例外を除いて)変わらない。
だからDirective なチュートリアルは短いに越したことはないのは間違いない。

続きを読む▽
|| 20:32 | comments (0) | trackback (0) | ||

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夏コミ3日目にあるもの
夏コミ3日めにある本

●FF10の本
 今回の新刊です。
 野島一成さんのRPGのシナリオの話を「ヘラクレスの栄光3」、「FF7」、「FF8」、「FF10」と辿って扱っている本です。
 ブログベースですけど、かなり書きなおしてあるので、ブログよりは読みやすいし楽しめると思います。


●ときめきメモリアルの時代20周年版
 ゲームレジェンドの時に出した本です。電子書籍版ベースに作りなおした本です。70ページほどある分厚い本ですが、個人的には気に入ってたりw

この2つは冬コミでかなり早く完売しちゃった反省でしっかり作ってあるのでw まだまだ大丈夫です。3日目いっぱい頒布できるぐらいはある・・・はず(;´Д`)
あと、PCエンジンの本はなくなりました。ごめんなさい(;´Д`)

スペースは
3日目 東ホールM-47ab
あいざわひろしのスペースの片隅でヒソカに売ってます。
それから、あいざわひろしのグッズとかエッチな漫画も興味が有る方はどんぞってことで。
イベント情報はこっちになります。
コミケ情報

あと、昨日、来てくださった方で挨拶んときいなかった人すんません&来てくださった方ありがとーでした。
けっこ、自分でも気に入った本だったりするので感想くれたりするとウレシイです。
エエ。

|| 09:36 | comments (0) | trackback (0) | ||

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コミケ86の新刊
何とか出来たっぽいので、ちゃっくりと出しておきます。

Colorful Pieces Of Game 10
僕の愛した野島シナリオ

デス。
40ページです。
正直、時間全然なくてスゲーきつかったんですが、ブログ版から文章は手をかなり入れたので読みやすくなってると思います。

スペース番号は
1日目 東ホールA-20ab
3日目 東ホールM-47ab

あいざわひろしのスペースの片隅でヒソカに売ってます。
あと既刊は、ゲームレジェンドで出した『ときめきメモリアルの時代 20周年記念版』と『変なPCエンジンの本』を持ってきます。
PCエンジンの方はもう在庫がないんで、これで終わりかと思います。

それから、あいざわひろしのグッズとかエッチな漫画も興味が有る方はどんぞってことで。
イベント情報はこっちになります。
コミケ情報

そいでは~ん

|| 00:04 | comments (5) | trackback (0) | ||

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FF10の話(12) - FFX・その4。主人公が消えるだって!?(終)
FF10の話を書くシリーズの第12回。これにて終了。多分、同人誌でいろいろ追加したいと思ってるんだけど、どんだけつけくわえたり、書きなおしたり出来るか…シリーズは以下。
いやー仕事の合間を縫って書くのは大変すぎる…

FF10の話(1) - それは1991年から始まった
FF10の話(2) - ヘラクレスの栄光Ⅲの衝撃
FF10の話(3) - ファイナルファンタジーⅦ・その1
FF10の話(4) - ファイナルファンタジーⅦ・その2
FF10の話(5) - ファイナルファンタジーⅦ・その3(終)
FF10の話(6) - ファイナルファンタジーⅧ・その1
FF10の話(7) - ファイナルファンタジーⅧ・その2
FF10の話(8) - ファイナルファンタジーⅧ・その3(終)
FF10の話(9) - FFX・その1
FF10の話(10) - FFX・その2
FF10の話(10) - FFX・その3

本編に入る前に簡単な注意。
このシリーズは『FFⅦ・Ⅷ・Ⅹ』について、もう超ネタバレのレベルで話が進んでいる。だからプレイしたことがなくて、そしてプレイする予定がある人は、ここから先はあまり読まないことをオススメしておきたい。
特に今回からあとはFF10のストーリーや世界について詳細にネタバレしていくことになるので、FF10をプレイしたことがない人はここで読むのを止めることを、強く推奨しておきたい。

前回、ついにオープニングのシーケンスに至ったわけだけど、ここでユーザーに提示されていることは
・1000年前にザナルカンドは戦争に破れ、全員を祈り子にして「夢のザナルカンド」を召喚した。以後、ザナルカンドは夢の中に生き続けている。
・ティーダもジェクトも祈り子の夢。だけど祈り子は夢を見ることにつかれていて、ティーダに夢を見るのを止めさせてくれという。
・究極召喚が生み出されたのは1000年前。シンが現れたのも1000年前。
・現在のシンはジェクト(ティーダの父)。
・シンを倒せるのは究極召喚のみだがシンを倒すと、使った召喚士は死ぬ。しかもシンは倒されても数年で蘇る。
・シーモアは「ユウナの手によって新しいシンになる」と言っている。

と、世界について、これぐらいのことがわかっている状態だ。

そして「最後かも知れないだろ、だから全部話しておきたいんだ」というオープニングのセリフは、もちろん究極召喚をしたらユウナが死ぬ(かもしれない)という意味だし、もしかするとティーダが消えるかも知れないというティーダの恐れとも取ることが出来る。
いずれにしても「旅の最後」だから、最後に至るのを引き延ばしたくて、思い出話を延々としていたのが、今までだった…という構成だ。

ここからは物語はティーダ(プレイヤー)の過去ではないので、モノローグがなくなるのだけど、これまた非常に見事と言わざるを得ない。

続きを読む▽
|| 19:48 | comments (5) | trackback (0) | ||

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