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高橋名人の冒険島は目コピなのか?
浪漫をぶっ壊す話なのだけど「ん?」と思ったことで、歴史的な記録なので書いておきたい。

これは又聞きなのだけど、高橋名人がイベントなどで

『高橋名人の冒険島』(ファミコン版)はウェストンの『ワンダーボーイ』を目で見てコピーした

と言っていると聞いた。

又聞きなので、この話が本当かどうかは知らないのだけど(もし間違いなら申し訳ない)、目コピで冒険島が作られていたって、本当ならとんでもなく面白い話で、そりゃあ喋りたくなると思う。
ついでに書くと、これまた本当かどうかは知らないが…I/Oに掲載された中村光一氏の『スクランブル』や『リバーパトロール』は目コピだったらしいし、ARIKAの三原副社長も、なんだったかで目コピしたことがあるらしいので、出来ないわけではないのは間違いない。

では、高橋名人の冒険島は本当に目コピなのか?
が今回の話だ。

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|| 22:11 | comments (1) | trackback (0) | ||

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星くんとの会話
星くんからメッセンジャーで来た話があまりに面白かったので、ちょっとブログで取り上げることにした。
もちろん、当人の許可はもらっている。
星くんについては、僕のブログの星恵太君のことでも読んで頂きたい。

■星
そういえば、以前PCE YS I-IIのゲームオーバーの曲がなぜ音色がああなったのか、メモリが足りないって話をしたのですが、「32バイト足すだけでいいじゃん」ってツッコミが入ったんですよね。そういえば、きちんとお話してなかったんですけど、YS IIの街、村の曲の高音のために矩形波倍音をシコタマ用意した上に音痴になるのを微調整したり、イース中枢の音とかにメモリを食われてたのが原因だったんですよ。あと、テンポがVシンクなのでVあまりの補完が手作業で中途半端になり、遅い曲や早い曲が残ってしまってましたね。その分、雰囲気は近づけたつもりでしたが。。。
PCエンジンはなんで音がイマイチなのか、高音も低音もダメだから、これにつきるかもしれないっすねwwww だから、作曲レベルで得意な音階をせめ、楽曲的にも技術的にも高いマジカルチェイスは別次元だったですよね。
なんて話を同業だった知人としていて、岩崎さんのお耳にも入れたくなってメッセしました。お目汚し、あしからずです。

■僕
スゴく面白い話なんだけど、これってブログに書いていい?
サイコーに思うのがさ「32バイト足すだけじゃん」なのか「32バイト<も>必要なのか」の感覚の違いだよねw
32バイトって、あんときビット単位で詰めてた感覚からすると、ゲームオーバーは常駐バンクじゃん? 絶対無理! な量で、星が「すません、ゲームオーバーの音良くしたいんで32バイト常駐バンクに追加したいんすが」って言ったら「なにふざけたこと言ってんの?」って絶対に言ってたはずwwww
毎日、常駐バンクがパンクして「何を追い出せるか」で必死になってたんだぜ?w


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|| 20:00 | comments (1) | trackback (0) | ||

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MSXは失敗だったのか?
なぜ、突然、こんなワケのわからないことを書いているのかというと、twitterで「MSXは失敗だったと言われてもなあ」ってボヤキがTLに流れてきたから。
だいたい世の中、成功・失敗と簡単に白黒つけられたら苦労はしない。そういう単純なモノゴトの見方は話しにならんだろうと思って書いてみることにした。

まずMSXは何者かというと、1983年にアスキー=マイクロソフトによって提唱された共通ハードウェア/ソフトウェア規格だ。この規格にソニー・パナソニックなど10社以上が乗り、ホビーパソコンとして、またホームコンピュータとして売りだされることになった。

世界共通規格とか、そういう宣伝文句は全く無視することにして、当時のパソコン/電機業界でのMSXの目標は2つあった。

■御三家に食い込んでシェアを獲得する
これは表にはならないメーカーそれぞれの思惑になるけれど、当時のパソコン業界はパソコン御三家と呼ばれたシャープ・NEC・富士通の3メーカーが圧倒的なシェアを持っていた。MSXに参加した各社はこれに食い込むことが目標だったのは間違いない。
だから、当時のパソコン御三家はMSXにはほぼ関わっていない。またこの状況を揶揄してMSXのことが弱者連合などと言われる場合もあった。

■ホームコンピュータとしてご家庭の中央に位置すること
当時、ホームコンピュータと呼ばれる、いわばサーバーとでもいうか、セントラルコンピュータとでもいうか、今の人には少々理解し難いと思うのだけど、一台のコンピュータがあって、そのコンピュータが家の全てをコントロールする「ホームオートメーション」って発想があり、21世紀の生活はホームコンピュータで、ワープロやりながら、家計簿つけながら、子供の勉強させながら、なおかつ住宅はホームオートメーションで制御されている! とか言われていた。そしてMSXをその中心にあるホームコンピュータにして窓を開けたり閉めたり、風呂入れさせたり、ピアノを自動演奏させたり、ビデオの録画を予約したり…というのを全部やらせよう…なんて夢があった。

では、これは成功したのか?



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|| 15:10 | comments (4) | trackback (0) | ||

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PC-9801ギャプラスと、当時の開発環境
ギャプラスの話をいろいろ勘違いしている人がいるので、追記がてらにちょっと書いておくことにした。

まず第一に、キャリーラボのギャプラスは正式な許諾を受けた移植版で、コピー品などではない。
当時、キャリーラボはアーケードの様々なゲームを正式な形でパソコンに移植しており、ギャプラスもその一つだってことだ。

当時からキャリーラボの移植はレベルが高いことで有名だった。今から考えれば、アルファシステムの創業メンバーがコード書いてたんだから、そりゃあレベル高いだろうさってことになる。

第二に、当時のアーケードはリバースエンジニアリングが当たり前で、ソースは提供されたりされなかったりだった。
これには理由がある。


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|| 21:54 | comments (0) | trackback (0) | ||

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